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痴漢の示談(事件の解決方法)

痴漢事件の示談を相談できる刑事弁護士をお探しなら、刑事事件に強い弊所にご相談ください。相談・弁護依頼をすると痴漢の示談の悩みや不安を解消できます。名古屋など全国の主要都市でご相談いただけます。

痴漢事件の示談の弁護士相談

示談とは、当事者間の紛争を法的な手続きを利用せずに解決する契約を言います。痴漢の示談とは、すなわち、痴漢の加害者と被害者との間で、法的手続きの外で、示談契約を締結する行為を言います。

比較的軽微な痴漢行為は、通常、公衆に著しく迷惑をかける暴力的不良行為等を防止し,市民生活の平穏を保持することを目的とする迷惑行為防止条例に違反します。都道府県によってその条例の具体的な内容は微妙に異なりますが、初犯であれば、30万円前後の罰金刑となることが多いです。

痴漢事件の示談の最大のメリットは、痴漢事件を民事的にも刑事的にも同時に解決できる点です。民事的に解決できるということは、将来的に損害賠償請求を受ける可能性がなくなるという意味です。刑事的に解決できるということは、不起訴処分を獲得できる可能性が高まるということです。

痴漢事件の示談が成立し、不起訴処分を獲得することができれば、通常、痴漢事件は不起訴処分で終了します。不起訴処分になれば、ご依頼者に前科はつかず、その後の社会復帰が非常にスムーズです。

よくある相談例

一昨日、地下鉄桜通線内で女子高生に痴漢をして桜山駅で、降ろされ瑞穂警察署に連行されました。そこで取調べを受け、素直に認め被害者に謝罪したいと話し、妻に迎えにきてもらってその日のうちに帰る事が出来ました。

私は今化粧品メーカーの会社に勤めていて、今年の人事でようやく営業部の部長に昇進しました。妻と来年から大学生になる息子と娘もおり、これからより一層頑張って行かなければならないところです。そんな矢先にこんなことをしてしまい、反省するばかりです。

1日でも早く被害者と示談をして、この事件を穏便に解決したいと思っています。万が一会社にこのことが発覚でもしたら、間違いなく会社をクビになり、生活ができなくなってしまいます。痴漢の示談に強い弁護士さんを探しています。

よくある解決パターン

この度は、私が起こした痴漢事件のことで、貴事務所の弁護士さんに大変お世話になりました。弁護士さんはすぐに示談に動いてくれて、ご迷惑をおかけした女子高生とそのご両親と示談をまとめてくれました。

その上、事件を許すという文言が書いた書類まで頂いてくれて、おかげで事件は不起訴処分になりました。お陰様で、欠勤せずに済んだので会社にも事件のことを知られることなく、前科もなく、元の生活を取り戻せました。家族全員が救われました。感謝しています。

痴漢事件の示談による解決方法

痴漢事件の示談で前科を付けない方法は?

痴漢事件で検挙されても、その後に被害者と示談がまとまれば、痴漢の前科が付かないケースが多いです。痴漢事件、特に初犯で容疑を認めている痴漢事件の場合は、被害者と示談がまとまれば、事件が起訴されることはないからです。

もっとも、前科を付けないための示談は、事件が起訴される前までに締結する必要があります。事件が起訴され、有罪判決が言い渡された後に示談が成立しても、一度付いた痴漢の前科が取り消されることはありません。

私たちが過去実際に取り扱った痴漢事件では、次のようなケースで不起訴処分を獲得し、ご依頼者に前科が付くことを阻止してきました。この他にも、数多くの痴漢事件で、不起訴処分を獲得していきた実績があります。詳しくは、法律相談の際に、担当の弁護士までお問い合わせください。

◎ 痴漢事件で不起訴処分を獲得。前科が付くことを阻止。

電車内において、女性の乗客に対し、同女の左横からいずれかの手で同女の左胸付近を触り、もって、公共の乗物において卑わいな行為をしたケースで不起訴処分を獲得。ご依頼者に前科付かず。

◎ 痴漢事件で不起訴処分を獲得。前科が付くことを阻止。

深夜、路上ですれ違う際に、女性の臀部を衣服のうえから触り、もって公共の場所において、人を著しく羞恥させ、かつ、人に不安を覚えさせるような卑猥な行為をしたケースで不起訴処分を獲得。ご依頼者に前科付かず。

◎ 痴漢事件で不起訴処分を獲得。前科が付くことを阻止。

深夜、電車内において、座って乗車中の女性に対し、自らの足を同女の膝付近に割り入れて開かせるなどし、もって公共の場所において、卑猥な行為をしたケースで不起訴処分を獲得。ご依頼者に前科付かず。

痴漢事件の示談で刑事処罰を軽くする方法は?

痴漢事件は、卑わいな行為、わいせつな行為をもって、被害者の身体的・精神的な権利を侵害する犯罪です。痴漢事件の刑事処罰を軽くするためには、侵害した被害者の権利を、謝罪と賠償をもって事後的に回復してくことが大切です。

◎ 痴漢事件の示談の流れは?

痴漢事件は、電車や通りですれ違った、見知らぬ相手に行われることが多いです。この場合は、刑事弁護士を立てなければ、被害者と示談の話し合いを進められないケースがほとんどです。警察も検察も、二次被害防止の観点から、加害者本人には被害者の連絡先を教えない運用となっているからです。

そのため、被害者との示談交渉を進めるためには、加害者本人で刑事弁護士を選任する必要があります。痴漢事件の示談交渉に慣れた弁護士を選任すれば、その後の話し合いが比較的スムーズに進みます。また、示談の成功率に関しても、実務経験に裏打ちされたノウハウを持っていることが期待できます。

◎ 痴漢事件の示談金の相場は?

痴漢事件の示談金の相場は、事件の内容によって様々です。迷惑行為防止条例違反の痴漢事件なのか、より重たい強制わいせつの痴漢事件なのかによっても異なりますし、被害者の処罰意思の強さによっても異なります。初犯の条例違反の痴漢事件の場合は、罰金相当額の30万円が1つの目安となることが多いです。

◎ 痴漢事件の示談書の内容は?

痴漢事件の示談書には、当事者や事件を特定する内容、示談金の金額、示談金の支払い方法、被害者の処罰意思(加害者を刑事事件的に許すのか否か)、その他の示談のための条件が記載されます。「犯行場所となった駅を今後一切利用しない」などの条件が付される場合もあります。

痴漢事件の示談で留置場から釈放される方法は?

痴漢事件の釈放との関係で、示談の成立が有利に働くケースがあります。特に、強制わいせつ罪の痴漢の場合は、その傾向が顕著です。

◎ 強制わいせつ罪の示談と留置場からの釈放

強制わいせつ罪は、告訴が取り消されれば、不起訴になる可能性が高い犯罪類型です。したがって、たとえ勾留中であっても、示談が成立し、告訴が取り消されれば、留置場内にいる本人はすぐに釈放される可能性が高くなります。

◎ 迷惑条例違反の示談と留置場からの釈放

迷惑行為防止条例違反の罪も、示談が成立し、被害者が加害者を許せば、検察官としては起訴猶予処分(不起訴処分の一種)を前提に事件処理を進めるケースが多いです。引き続き被疑者を勾留しておく必要性が乏しいからです。

より詳しい解決方法は罪名別よくある質問に続く
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