ひき逃げ(事件の解決方法)
ひき逃げ事件の解決方法を相談できる刑事弁護士をお探しなら、刑事事件に強い弊所にご相談ください。相談・弁護依頼をするとひき逃げの悩みや不安を解消できます。名古屋など全国の主要都市でご相談いただけます。
ひき逃げの弁護士相談
よくある相談例
私は一昨日、名古屋市東区東桜の名鉄瀬戸線栄町駅近くを運転中にひき逃げをしました。通行人に車をぶつける事故を起こしてしまったのですが、警察に見つかるのが怖くなりそのまま逃げてしまったんです。今のところ警察には見つかっていません。
私は、名古屋市内で運送業の会社でドライバーをしています。当然、仕事に車は欠かせないものです。今回の事故が会社にバレてしまえば解雇されるのは必至で、それが怖くてひき逃げをしてしまいました。ただ、今では後悔しています。
警察に見つかるのも時間の問題だと思うので、自首を考えています。ただその際に弁護士さんにも一緒に来てもらいたいです。また、その前に一度今後のことについても相談しておきたいです。なので、ひき逃げなど事件に強い弁護士さんを探しています。
よくある解決パターン
後悔と不安の中ネットで弁護士を探している時にそちらのHPを見つけて電話しました。電話から相談までの対応の早さとく、法律相談のプロフェッショナルな答えに、ここに頼もうと思いました。
弁護士さんが自主に同行してくれて、ぶつかった相手の人と示談もしてくれました。そのおかげで事件は罰金になって、留置場や刑務所生活を免れました。ドライバーの仕事は変わりましたが、家族の支えもあり、新しい職場で働いています。弁護士さんありがとう。
ひき逃げ事件の解決方法
ひき逃げの前科を付けない方法は?
ひき逃げの前科を付けないための方法は、「起訴猶予による不起訴処分」を狙う方法と、「嫌疑不十分による不起訴処分」を狙う方法の、大きく二通りの方法があります。
交通事故を起こして、そのまま現場を通りすぎてしまったとしても、必ずひき逃げの故意が認められるとは限りません。故意の認定が困難で、嫌疑不十分による不起訴処分を得ることができれば、ご相談者にひき逃げの前科は付きません。
また、ひき逃げは相手方がある犯罪なので、相手方に謝罪と賠償を尽くし、示談を締結することで、起訴猶予による不起訴処分を得られる可能性が高まります。
私たちが過去に取り扱ったひき逃げの例では、実際に、
◎ 普通乗用自動車を運転中、被害者に傷害を負わせるなどの交通事故を起こしたのに、直ちに車両の運転を中止して、被害者を救護する等必要な措置を講じなかった。
◎ 自動車を運転中、自車を被害者が運転する普通貨物自動車に衝突させ、同人に傷害を負わす交通事故を起こしたのに、直ちに車両の運転を停止して同人を救護する等必要な措置を講じなかった。
◎ 自動車を運転中、被害者に傷害を負わせる交通事故を起こしたのに、直ちに車両の運転を停止して、同人を救護する等必要な措置を講じず、かつ、その事故発生の日時及び場所等法律の定める事項を直ちに最寄りの警察官に報告しなかった。
といったひき逃げ事件で、不起訴処分を獲得してきました。この他にも、多数のひき逃げトラブルで、クライアントに前科が付くことを阻止してきた実績があります。
ひき逃げの刑事処罰を軽くする方法は?
ひき逃げの罪で起訴されても、刑事弁護活動を通じて「ひき逃げの事実を素直に認め反省していること」「更生の意欲が顕著で二度とひき逃げをしないこと」を積極的に立証することで、ご相談者に対する刑事処罰を軽くすることができます。
ひき逃げは、被害者がいる犯罪なので、被害者に対する慰謝の措置を十分に講じていることも大切です。自動車保険の担当者に任せきりではなく、自分の足で被害者に謝りに行き、謝罪と反省の意思を形にすることが求められます。
ひき逃げで留置場から釈放される方法は?
ひき逃げの罪で留置場から釈放されるためには、勾留決定をくつがえす方法と、保釈決定を得る方法の、大きく二通りの方法があります。実際は、保釈の決定を得て、釈放されるケースが多いです。
ひき逃げ事件の保釈金は、「交通事故を起こしが、そのまま逃走して、被害者を腹部血管損傷による出血死により死亡させた」事件で350万円、「交通事故を起こしが、そのまま逃走して、被害者を心臓損傷、肺挫滅等の多発性外傷の傷害により死亡させた事件」で350万円でした。
保釈の請求は、ひき逃げ事件が起訴された後に限り、行うことができます。捜査中は、保釈を請求することはできません。保釈が認められれば、保釈金を納付した数時間後に、留置場から出ることができます。