公然わいせつ(事件の解決方法)
公然わいせつ事件の解決方法を相談できる刑事弁護士をお探しなら、刑事事件に強い弊所にご相談ください。相談・弁護依頼をすると公然わいせつの悩みや不安を解消できます。名古屋など全国の主要都市でご相談いただけます。
公然わいせつの弁護士相談
よくある相談例
一昨日の話ですが、弟が地下鉄名城線の金山駅のホームで下半身を露出したとして、中警察署に公然わいせつ容疑で逮捕されました。警察官の話では、当時弟はかなり酔っぱらっていたそうで、恐らくそのせいでの事だろうとのことでした。
弟は今、名古屋市内の会社で事務の仕事をしています。昔からあまり目立つ事は嫌いで、内気な性格でしたが真面目でした。変な性癖があったというわけでもありません。なので、今回の事件を聞いた時は本当に意外でした。
弟にも仕事がありますし、長く拘束されているのはキツイでしょうから一日でも早く解放してやりたいです。ただ、警察沙汰を経験したこともないので、どうしたらいいのかわかりません。その辺りに強い弁護士さんに相談したいと思っています。
よくある解決パターン
この度は弟の件でお世話になりました。弟が逮捕されたと聞いて、ただただ驚いて、どうしたらいいか分かりませんでした。不安に苛まれながら電話をして相談に伺いましたが、対応してくれた弁護士さんの親身な姿勢で不安が解消されました。
弁護士さんはすぐに、弟が露出して迷惑をかけた被害者の方ともすぐに示談してくれて、弟が普段は真面目な会社員であること等を検察官や警察官にも伝えてくれたおかげで、弟はすぐに出てくることができました。今は仕事に復帰して、今まで通り生活できています。
公然わいせつ事件の解決方法
公然わいせつ罪の前科を付けない方法は?
公然わいせつ罪の前科を付けないための方法は、「起訴猶予による不起訴処分」を狙う方法と、「嫌疑不十分による不起訴」を狙う方法の、大きく二通りの方法があります。
公然わいせつ罪は、社会公共の性的感情に対する罪(社会的法益に対する罪)ですが、実質的に被害者といえる相手がいる場合は、その相手と示談をすることで、起訴猶予による不起訴処分を得られる可能性が高まります。
公然わいせつ事件に強い刑事弁護士に相談すれば、ご相談者の個別の事案に応じた、様々な解決プランの提案を受けることができます。
私たちが過去に取り扱った公然わいせつ事件の例では、実際に、
◎ 某駅から帰宅途中の被害者女性の後をつけ、同女の自宅付近の路上において、同女に対して自己の陰茎を露出し、もって公然とわいせつな行為をした。
◎ 某県某駅南口ロータリーにおいて、不特定多数の者が容易に認識しうる状態で、ことさらに自己の陰茎を露出し、もって、公然とわいせつな行為をした。
◎ JR西日本某駅から某駅までの間を走行中の普通列車車内において、ズボンのチャックを空け、不特定の者である某女等が容易に覚知しうる状態で、ことさら自己の陰茎を露出し、もって公然とわいせつな行為をした。
といった公然わいせつ事件で、不起訴処分を獲得してきました。この他にも、同種の公然わいせつ事件で、クライアントに前科が付くことを阻止してきた実績が多数あります。
公然わいせつ罪の刑事処罰を軽くする方法は?
公然わいせつ罪で起訴されても、刑事弁護活動を通じて「公然わいせつの事実を認め反省していること」「更生の意欲が顕著で公然わいせつを再び犯す可能性がないこと」を積極的に立証することで、ご相談者に対する刑事処罰を軽くすることができます。
公然わいせつ罪は、初犯であれば、罰金刑で済むことが多い犯罪です。もっとも、余罪が複数ある場合や、行為態様が極めて悪質な場合は、初犯でも刑事裁判になり、懲役刑が求刑される可能性があります。
刑事処罰を重くしないためには、警察に発覚する前の余罪についても、適切な対応を尽くす必要があります。
公然わいせつ罪で留置場から釈放される方法は?
公然わいせつ罪で留置場から釈放されるためには、勾留決定をくつがえす方法と、保釈決定を得る方法の、大きく二通りの方法があります。
公然わいせつ罪で逮捕されても、刑事弁護士の弁護活動によって、検察官から勾留請求が出されるのを阻止できるか、裁判官から勾留決定が出されるのを阻止できれば、ご相談者は留置場から釈放されます。
また、公然わいせつ事件の勾留決定に対し、刑事弁護士が不服を申し立て、上級の裁判所でその主張が認められれば、ご相談者は留置場から釈放されます。
公然わいせつ罪の保釈金は、「某所の西側路上において、不特定多数の者が用意に認識しうる状態で、ことさらに自己の陰茎を露出し、もって、公然とわいせつな行為をした」という事件で、150万円でした。