脅迫の示談(事件の解決方法)
脅迫事件の示談を相談できる刑事弁護士をお探しなら、刑事事件に強い弊所にご相談ください。相談・弁護依頼をすると脅迫の示談の悩みや不安を解消できます。名古屋など全国の主要都市でご相談いただけます。
脅迫の示談の弁護士相談
脅迫罪とは、本人又は親族の生命・身体・自由・名誉・財産に対して、害を加える旨告知して人を脅迫したときに成立する犯罪を言います。脅迫罪は、刑法222条に定められています。団体若しくは多衆の威力を示す等の手段で人を脅迫したときは、暴力行為等処罰ニ関スル法律1条により加重処罰されることになります。
脅迫罪の示談とは、脅迫事件を法的手続きの外で解決する行為を言います。具体的には、加害者が被害者に対して謝罪と賠償を尽くし、被害者の側でこれを受け入れ、示談書が作成されることで成立します。脅迫罪の示談が成立した事実は、その後の刑事手続きで、加害者側に有利に作用します。
よくある相談例
私は名古屋市天白区原にあるマンションに住んでいるのですが、隣人と以前トラブルがあって腹が立っていたのでその隣人に、「お前、今度仲間連れて来てボコボコにしてやるからな」と軽い脅しのつもりで言ったところ、脅迫罪で天白警察に訴えると言われました。
私は自宅マンション近くのスーパーを経営しています。同じマンションの住人も頻繁に買い物に来てくれ、私が経営していることも知っています。もし今回の事が警察沙汰になったら、マンションの人たちに敬遠されてしまうかもしれません。
今回の事が公にならないようにしたいです。特に警察沙汰になってマンション内に話が広まるのだけは絶対に駄目です。なので、相手と示談をして穏便に事件を終わらせてくれるように動いてくれる弁護士さんを探しています。
よくある解決パターン
警察に訴えると言われ、不安を抱えながら出会ったのが貴事務所でした。仕事柄、夜でも法律相談に乗ってもらえて、親身な対応に安心してお任せすることができました。弁護士さんは隣人と示談をまとめてくれて、今後告訴しないという約束も取り付けてくれました。
お陰で、隣人とのトラブルも解消でき、今回の一件も警察沙汰になることなく、周りにも広まらずに済みました。今まで通り商売を続けて、変わらない社会生活が送れるありがたさを感じています。無事に事件が解決してくれて、弁護士さん、ありがとうございました。
脅迫事件の示談による解決方法
脅迫罪の示談で前科を付けない方法は?
脅迫事件を起こしてしまっても、被害者と示談がまとまれば、脅迫の前科が付かないケースが多いです。示談がまとまれば、検察官から「起訴猶予による不起訴処分」を得られる可能性が高いからです。
私たちが過去取り扱った脅迫罪のケースでも、以下のような事例で、最終的に無事不起訴処分を獲得し、ご依頼者に前科が付くのを阻止してきました。
◎ 脅迫事件で不起訴処分を獲得。前科を付けずにトラブル解決。
携帯を用いて元妻に脅迫文言を記載した電子メールを送信し、元妻に各電子メールの内容を閲読了知させ、同人に危害を加える旨告知して脅迫した事件。
◎ 脅迫事件で不起訴処分を獲得。前科を付けずにトラブル解決。
婚活サイトで知り合った女性と数回会ったあと、女性からもう会わないといわれ、その辛さから脅迫文言を記載したメールを送信し、女性を脅迫した事件。
◎ 脅迫事件で不起訴処分を獲得。前科を付けずにトラブル解決。
好意を寄せていた会社の同僚女性から冷たい態度をされたことに怒りを感じ、子供に危害を加えるといった内容の脅迫文を送付した事件。
脅迫罪の示談で刑事処罰を軽くする方法は?
脅迫罪は、相手方の心理的・精神的利益を侵害する犯罪です。脅迫罪の刑事処分を軽くするためには、謝罪と賠償を尽くし、侵害した相手方の利益を事後的に回復することが大切です。脅迫罪の示談が成立して、被害者が加害者を許せば、加害者に対する刑事処罰は相対的に軽くなります。
脅迫罪の示談で留置場から釈放される方法は?
脅迫事件で逮捕・勾留・起訴されても、保釈が許可されれば、留置場から釈放されることになります。脅迫事件の示談が成立していることは、この保釈の審理において、被告人に有利な事情となります。脅迫の示談が成立している以上、罪証隠滅や逃亡のおそれが少ないと考えられるからです。