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刑事弁護士(弁護士コラム)

刑事事件に強い刑事弁護士が、刑事事件のよくある質問にお答えします。刑事事件のことでお悩みなら、弊所の刑事弁護士にご相談ください。名古屋など全国の都市でお待ちしております。

刑事弁護士コラム

刑事弁護士とは?

刑事弁護士とは何でしょうか?

刑事弁護士とは?

刑事弁護士とは何かについて、厳密な定義があるわけではありません。ただ、一般的には、刑事事件を専門的に(あるいは中心的に)扱っている弁護士をいうと理解されています。具体的な活動としては、被害者側との示談交渉や、あなたが逮捕・勾留されている場合には身柄解放活動、あなたが起訴された場合には裁判での法廷弁護活動などがあります。

刑事事件を弁護士つけないで終えることはできる?

刑事事件を、弁護士をつけないで終えることはできるでしょうか。

必ず弁護士を付けなければいけない事件

弁護士が必ず付される事件(必要的弁護事件といいます)以外の事件では、弁護士をつけないで(弁護士を弁護人に選任しないで)事件を終えることは可能です。

弁護士以外も弁護人になれる事件

その場合でも、たとえば行政書士や税理士、司法書士を弁護人にすることは、(弁護士である弁護人がついていない限り)地方裁判所ではできません。他方、簡易裁判所では、弁護士以外の者を弁護人とすることは、裁判所の許可を得れば可能です。とはいえ、刑事事件について最も詳しいのは、弁護士です。あなたの刑や処分を軽くしようと思ったら、刑事事件に詳しい弁護士を弁護人に選ぶのが一番です。

刑事事件の当番弁護士とは?

刑事事件には、当番弁護士という制度があります。

当番弁護士とは?

当番弁護士の制度は、あなたが逮捕された場合に、弁護士に1回無料で接見に来てもらえる制度です。弁護士は接見時間に制限がないので、あなたは今後の手続きの流れや防御の方針などについてアドバイスを受けることができます。また、当番弁護士と契約を結び、私選の弁護人に選ぶこともできます。これに対し、弁護人を付けるだけの経済的余裕がない場合には、被疑者国選弁護という制度を利用することができます。

当番弁護士は、あなたが自身で選べない。

民事事件を中心的に扱っている弁護士も、当番弁護士制度に登録していれば、当番弁護士として接見することがあります。同様に、民事事件を中心に扱っている弁護士が被疑者国選弁護人になることもあります(むしろ、当番弁護士や被疑者国選弁護人は、そのような民事事件中心の弁護士の方が多いです)。刑事事件に詳しい刑事弁護士を依頼したいところですが、当番弁護士の制度では、どの弁護士に来てほしいかをあなたの側で指定することはできません。その点で、刑事事件に詳しい弁護士に弁護してほしいときは、あなた自身か家族かが自ら弁護士を立てるのが一番です。

刑事事件の国選弁護人とは?

刑事事件の弁護人には、私選の弁護人のほかに、国選弁護人がいます。

国選弁護人とは?

国選弁護人は、あなたが被疑者として勾留された場合や起訴されて被告人となった場合に、弁護士を依頼する費用・報酬が出せないときに、国がつけてくれる弁護人のことです。あなたの身柄が拘束されていない場合には、国選弁護人とは、可能な範囲でいくらでも相談することができます(その意味では、無料相談と同じサービスが受けられます)。他方で、電話相談に乗ってくれるかどうかは、国選弁護人のスタンスによってケースバイケースです。

国選弁護人は、あなた自身で選べない。

国選弁護人は、あなたの側でどの弁護士がいいと指定することはできません。その結果、熱心な刑事弁護士がついてくれるかどうかは、運任せの部分があります。これに対して、私選で弁護士を立てる場合には、あなたの側で、熱心な刑事弁護士を選ぶことができます。このように、熱心な刑事弁護を受けたいと思ったら、私選で弁護士を立てるのが一番です。

刑事事件を弁護士に頼むメリットは?

刑事事件を弁護士に頼むメリットは、弁護活動を熱心にやってくれるという点にあります。

弁護士を付ければ、直接アドバイスが受けられる。

具体的には、まず、あなたが身柄拘束されている場合には、頻繁に接見に来てもらうことができます。身柄拘束されていると話し相手も限られるので、頻繁に接見に来てくれる弁護士の存在は非常に心強く感じられます。当然、頻繁に接見に来てもらうことで、弁護士も事案をよく理解して、適切な弁護活動を行なえるようになります。その結果、処分があなたに有利になる可能性が高くなることは、非常に重要なポイントです。

弁護士を付ければ、留置場にいても家族と連絡が取れる。

また、家族とのやり取りも綿密に交わしてもらえます。この点に関して、国選弁護の場合だと、家族とのやり取りを橋渡ししてくれないという不満も漏れ聞こえてくるところです。さらに、あなたが身柄拘束されていない場合には、弁護士と頻繁に連絡をとって不安を解消することができるという点もメリットです。国選弁護人の場合でも弁護士と連絡をとることはできますが、私選で弁護士を立てた場合には、さらに連絡を取りやすくなります。

このように、刑事事件について不安があったら、熱心な刑事弁護士に依頼するのが一番です。

よくある刑事弁護士相談

刑事弁護士とはどんな弁護士の事を言うのでしょうか?文字からして刑事事件を専門に活動している、という理解でいいのでしょうか?今私は痴漢事件で、裁判にならないように被害者と示談をしようと考えています。その示談交渉についても刑事弁護士はやってくれますか?

刑事事件専門の刑事弁護士に示談交渉してもらうのと、自分で交渉するのとでは示談金額や早さの点においてかなり違いますか?痴漢事件で裁判になることはあるのでしょうか?

私は盗撮の刑事事件で被害者と示談をしようと考えています。ただ、示談交渉は民事事件だと思い料金的にも都合がよかったので行政書士に依頼しようとしたところ、行政書士では対応できないから弁護士に依頼するよう言われてしまいました。示談交渉も弁護士にお願いしてもいいのでしょうか?

弁護士はオールマイティーだと思っていますが、行政書士はどれができてどれができないか区別がわからないのですが、教えてくれますか?弁護士をつけないと示談のとき何か不利になりますか?

一昨日、弟が傷害事件で警察に逮捕されました。そして昨日、当番弁護士として弟と話したという弁護士から私に電話があり、事件についてや弟の状態について教えられました。そのまま弁護をお願いしようと思ったのですが、「自分は民事を主にやっているから、刑事弁護士をあたった方が良い」と言われどうすべきか困っています。

当番弁護士と私選の刑事弁護士とは金額面・活動面で具体的にどう違うのでしょうか?

かなり差があると聞いたのですが、本当にそうでしょうか?

今、息子は詐欺の被告人になっていて国選弁護人が付いています。ただ、思うように動いてくれずこのまま任せて大丈夫か不安なので、可能なら刑事事件に詳しい弁護士に変えたいと考えています。出来れば電話相談ではなく直接お会いし、報酬等の弁護士費用についても相談したいと思っています。

刑事事件の国選弁護人は私選の刑事弁護士と比べて費用や報酬面ではかなり違うとよく聞きますが、活動面ではどうでしょうか?金額が低くても親身に行なってくれるのでしょうか?ちなみに最初の相談料は無料になりますか?多くの事務所では無料なところがおおくなっていますよね?

単刀直入な質問ですが、刑事弁護士に依頼するメリットとはどんなことがありますか?勝手な想像ですが、裁判で起訴された人を弁護しているのが弁護士だと思っています。それ故、どの弁護士に依頼しても別に変わらないと思うのですが、そうではないのでしょうか?

刑事弁護士として一番注意している点はなんでしょうか?刑事弁護士に依頼するメリット

として活動内容の点・報酬の点など詳しく教えてもらえますか?

より詳しい解決方法は罪名別よくある質問に続く
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