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痴漢の逮捕(事件の解決方法)

痴漢事件の解決方法を相談できる刑事弁護士をお探しなら、刑事事件に強い弊所にご相談ください。相談・弁護依頼をすると痴漢の悩みや不安を解消できます。名古屋など全国の主要都市でご相談いただけます。

痴漢の逮捕の弁護士相談

よくある相談例

昨日の朝、私の夫がJR東海道線に乗って名古屋駅まで通勤中、痴漢行為をして逮捕されました。20代女性の臀部を手のひらで触り続け、その様子を見ていた男性が止めに入ったと中村警察署の刑事さんから聞きました。

夫は上場する総合商社の名古屋支社で営業企画部の部長を務めています。妻の私が言うのもはばかれますが、夫は温厚な人柄で、部下の人からも好かれているだけに、今回のような痴漢事件が起きてしまったのはショックです。

相談したいのは、夫が早く留置場から釈放されるようにできないか、ということです。お伝えした通り、夫は責任ある地位にありますので、出勤できない状態が続くと非常に困ります。痴漢で逮捕されたことが会社に知られないよう、何とかできないでしょうか。

よくある解決パターン

この度は、夫の起こした痴漢事件で、夫を早く釈放してくれてありがとうございました。

夫の突然の逮捕で不安な中、ネットで御社の「刑事事件に強い弁護士事務所」というホームページを見て、藁にもすがる思いで電話をしました。電話対応してくれた人も、法律相談を担当してくれた弁護士さんも、親身になって話を聞いてくれて安心できました。弁護士さんがその後すぐに相手の女性と示談して、警察や検察に交渉してくれたおかげで、夫は3日で釈放されることができました。

弁護士さんの親身で迅速な対応のお陰で、会社にも事件のことは知られずに、夫は前と変わらず仕事に励んでいます。思いもよらないことでしたが、こんなにも早く前と変わらない生活を取り戻すことができて、本当に嬉しいです。これもすべて御社のおかげです。ありがとうございました。

痴漢事件の解決方法

痴漢で逮捕された。逮捕からの流れは?

痴漢で逮捕された後は、引き続き被疑者を留置場に留め置く必要があるか否か、勾留の要否が検討されます。今回の痴漢事件との関係で「勾留は不要」と判断された場合は、逮捕から2、3日で留置場から釈放されます。「勾留が必要」と判断された場合は、留置場で10日から20日ほど生活する必要が出てきます。強制わいせつ罪の痴漢の場合は、事件が起訴されれば、その後に保釈が許可されるまでの間、引き続き留置場(または拘置所)で生活する必要があります。

◎ 痴漢で勾留される場合とは?

勾留がなければ逮捕から2、3日で留置場から釈放されますが、勾留が決定されれば、その後はしばらく留置場から出ることができません。勾留が決定されるか否かは、その後の社会復帰との関係で、大きな問題です。条例違反の痴漢事件では、勾留が決定されないことが多いですが、強制わいせつの痴漢事件では、勾留が決定されることが多いです。勾留が決定されないようにするには、刑事弁護士の活動を通じて、担当の裁判官にしっかりと被疑者側に有利な事情を伝えていくことが大切です

◎ 勾留満期の日にはどうなる?

勾留満期の日までに、検察官は捜査を終わらせ、今回の痴漢事件を起訴するか否かを決定します。また、起訴する場合は、略式起訴の形式で罰金を求刑するか、公判請求の形で懲役刑を求刑するかを決定します。痴漢行為が強制わいせつ罪に該当する場合は、強制わいせつ罪には罰金刑がないため、起訴される場合は、公開の刑事裁判で懲役刑が求刑されることになります。

痴漢で逮捕されたことは会社にバレてしまうか?

電車や繁華街で痴漢行為をして、警察に逮捕されてしまった場合、このことは会社にバレてしまうのでしょうか?また、仮に会社にバレてしまった場合、仕事を懲戒解雇されてしまうのでしょうか?

◎ 警察から会社に連絡は行くか?

痴漢事件で逮捕されたとしても、警察から会社に連絡が行くことは、基本的にはありません。会社を捜査する必要性がないからです。もっとも、会社の同僚と飲んだ帰り道に痴漢をしてしまい「酒を飲んでいたのでよく覚えていない」などと言って容疑を否認している様なケースでは、飲酒状況の裏付けを取るために、会社の同僚らに連絡が入るケースは想定されます。

◎ 会社に痴漢事件のことがバレるのはどの様な場合か?

まず、逮捕や勾留が長引けば、無断欠勤の期間が長引くことになるので、会社から家族らに連絡が入り、痴漢事件のことが公になってしまう場合があります。また、新聞報道やテレビニュースなどを通じて、痴漢事件が公になってしまうケースもあります。この様に、警察から会社に連絡はいかないにしても、痴漢事件を起こしたことが会社にバレてしまうケースというのは、それなりにあります。

◎ 会社にバレれば、懲戒免職になるか?

これは一概には言えません。会社の社長の裁量によって雇用が継続される場合もありますし、直ちに自主退職を迫られる場合もあります。基本的には、勤め先の会社に就業規則の規定に拠ることになります。刑事弁護士を付けて、被害者と示談を締結すれば、多くの痴漢事件で不起訴処分を得ることができます。不起訴処分になれば、前科も付かず、懲戒免職を避けられる可能性が高まります。会社にバレてしまっても「人生終了」というわけではないのでご安心ください。

痴漢で逮捕された後、釈放されたが、この後どうなる?

痴漢事件で逮捕されても、逮捕の翌日や翌々日に警察署から釈放される場合があります。この場合、その後の事件の流れはどうなるのでしょう?

◎ 痴漢事件の捜査は続いている。

痴漢で逮捕され、釈放されたとしても、刑事事件としての痴漢事件は終わりではありません。身柄事件から在宅事件に切り替わり、引き続き痴漢事件の捜査が進められます。釈放時にも、警察から「また呼び出すからな。」「警察からの呼び出しにはちゃんと応じるように。」などと釘を差されたことと思います。

◎ 前科を付けたくないのであれば、釈放後に弁護士を探すべき。

痴漢事件は、初犯であっても、条例違反の場合は罰金30万円前後、強制わいせつ事件の場合は懲役1年6か月前後の有罪判決が下されることになります。有罪判決が下されれば、立派な痴漢の前科持ちです。痴漢の前科持ちになりたくない場合は、釈放された後も、弁護士を立ててしっかりと対応する必要があります。弁護士を通じて被害者と示談を締結することで、被害届を取り下げてもらい、検察官から不起訴処分を獲得し、前科が付かないケースが多くあります。

より詳しい解決方法は罪名別よくある質問に続く
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